TERIYAKI

2024年4月28日

「鮨本田×No Code」一夜限りのコラボイベントで味わう、醤油とわさびを使わない革新的な鮨


2023年4月27日、東京・西麻布にある「No Code」にて、特別な一日のコラボレーションイベントが開催された。このイベントは、テリヤキスト本田直之さんと、西麻布の人気店「No Code」がタッグを組んだ、鮨イベントである。従来の鮨といえば、醤油とわさびが定番の調味料だが、今回のイベントでは、それらを一切使用しない、西洋料理系のスタイルを採用。鮨の新しい可能性を追求する、革新的な試みとなっている。

【本田直之さんの経歴と鮨へのこだわり】

もともとは料理とは無縁の人物だった。包丁すら満足に握れなかった本田さんが、鮨の世界に足を踏み入れたのは去年の5月のこと。本田さんは、日本寿司リーディングアカデミーに入校し、3ヶ月間のオンライン授業と実習のハイブリッドコースを受講。さらに、東京すしアカデミーにも2ヶ月間通学し、10月27日に卒業した。

わずか半年間で、一生ものの技術を身につけた本田さん。彼にとって、この経験は人生を変えるほどのインパクトがあったという。現在は、はっこく、秦野芳樹、鮨みずかみ、鮨まつうら、鮨なんば日比谷、鮨麻布、No Code、青山グランドホテル、恵比寿えんどう、鮨あらい、鮨しゅんじなどで仕込み研修や見学をさせてもらい、豊洲市場にも頻繁に通い、やま幸の鮪など仕入れルートもプロレベルで開拓してます。

レジェンドである、鮨さいとう、天寿し京町店でも光栄にも握りを体験させて貰いました。更に和食やイタリアンの学校通うなどレベルアップを目指します。

昨年より、ポップアップやコラボをはっこく、立喰鮨となり、No Code、日本料理たかむらx新政x満獣院マグナム子コラボ、青山グランドホテルのShikaku 麻布台ヒルズの鮨麻布やよろにく東京、鮨今福にて開催。5月以降は、鮨佐がわ、マルゴットコラボ、depth Brianza コラボ、椎谷ヴィレッジで鮨登喜和とのコラボなど、月に2〜3回程度開催される予定だ。

【No Codeとのコラボレーションについて】

今回、本田さんがコラボレーションの相手として選んだのは、西麻布にある「No Code」だ。「No Code」は、オーナーシェフの米澤文雄氏が2022年に独立開業した、完全紹介制のレストランである。

米澤シェフは、料理人としての活動だけでなく、食育から商品開発まで幅広い分野で活躍している。「No Code」では、プラントベース(植物性食材)を使ったうま味のある料理を提供しているだけでなく、伝統的な食材も取り入れた独創的な創作料理が楽しめるお店として注目を集めている。

米澤シェフは、食材の組み合わせや調理法にこだわり、野菜の魅力を最大限に引き出す料理を得意としている。また、サステナブルな食のあり方についても積極的に発信し、環境に配慮した料理づくりを心がけているという。

そんな「No Code」のクリエイティビティと、本田さんの鮨へのこだわりが融合することで、今までにない新しい鮨の味わいが生まれることが期待された。

【提供された料理の詳細】

イベント当日、お客さんを待ち受けていたのは、つまみと握りの2部構成による、ユニークな鮨のラインナップだった。つまみは「No Code」が手がけたもので、新玉ねぎのムースは口当たりが滑らかで、ほのかな甘みが感じられた。ホタルイカとヤリイカの細切りは、食感の違いを楽しめる一皿。蛤のフランは、深みのある味わいだった。

握りには、昆布締めした真鯛にフィンガーライムを添えたものが登場。フィンガーライムの爽やかな酸味が、真鯛の旨みを引き立てていた。ビーツで漬けたサーモンにクリームチーズを合わせたものは、見た目のインパクトだけでなく、味のバランスも絶妙。イワシにマイクロコリアンダーを乗せた握りは、イワシの青みとコリアンダーの香りが絶妙にマッチしていた。アスパラガスの千切りにオランデーズ風に仕上げた黄身酢を合わせるなど、西洋料理のエッセンスを取り入れた握りも見られた。

注目すべきは、カニの食べ比べだ。カニカマ、トゲクリガニ、毛蟹の3種類が提供され、それぞれの味わいを楽しむことができた。カニカマは、弾力のある食感が特徴的。トゲクリガニは、濃厚なカニミソが絶品だった。毛蟹は、繊細な甘みが口の中に広がる。マグロの赤身は、XO醤やペドロヒメネスに漬けるなど、ユニークな味付けが施されていた。XO醤の深いコクと、ペドロヒメネスのフルーティーな香りが、マグロの味を引き立てていた。

また、今回のイベントでは、ポップアップイベントごとにシャリを変えるという工夫も見られた。

【世界中の食材を意識した料理】

本田さんは、世界中の食材を意識して料理を提供していた。特に印象的だったのは、カニの食べ比べだ。ここでは、ヨーロッパで人気のカニカマが登場した。世界的な食のトレンドを踏まえ、グローバルな観点から食材を選定したのだ。

【イベントの限定性と特別感】

「鮨本田×No Code」のコラボイベントは、一夜限りの特別な機会だ。ここでしか味わえない、ユニークな鮨が提供される。独特の味付けと斬新な組み合わせによって、鮨の新しい可能性を感じさせてくれる。そうした限定性と特別感が、このイベントの大きな魅力となっている。

【まとめ】

「鮨本田×No Code」のコラボイベントは、伝統的な鮨の概念を覆し、新しい鮨のあり方を提示する、革新的な試みだった。本田さんの鮨へのこだわりと、「No Code」のクリエイティビティが融合することで、唯一無二の鮨体験が生まれた。醤油とわさびを使わないスタイルは、鮨の新しい可能性を感じさせてくれる。

本田さんは、「今回のイベントを通じて、鮨の可能性を広げることができたと感じています。」と述べ、イベントの意義を強調した。今回のイベントが、鮨の新しい境地を切り拓く一歩となることが期待される。

テリヤキ編集部

グルメアプリ「TERIYAKI(テリヤキ)」やオンラインサロン「TERIYAKI美食倶楽部」、グルメECサイト「TERIYOSE」などの運用を行っています。

Instagram:https://www.instagram.com/teriyaki_jp/

Twitter:https://twitter.com/teriyaki_tweet



TERIYAKI美食倶楽部は、テリヤキ編集部が運営する人数限定の会員制グルメコミュニティです。都内に限らず全国各地へ、予約を取ることが難しいお店や美味しいと話題のお店に会員の方と一緒に食べに行くイベントを開催しております。従来では、体験出来ないような食体験やTERIYAKI美食倶楽部ならではのイベントへぜひ参加してみませんか。

TERIYAKI美食倶楽部の入会ページ▷https://lounge.dmm.com/detail/692/

グルメメディア「TERIYAKI」の本当に美味しいお取り寄せグルメ「TERIYOSE」 https://teriyaki.thebase.in/

”絶対に外さない”美味しいお店を検索できるグルメサービス「TERIYAKI」 https://teriyaki.me/

“絶対に外さない”お店の予約なら「TERIYAKI Booking」 https://booking.teriyaki.me/ja/

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でテリヤキをフォローしよう!

美食倶楽部入会はこちらから