都内でもハイクオリティなベトナム料理を食べられるお店として知られている外苑前・「An Di(アンディ)」。
2017年7月にオープンしてからすでに1年以上が経ち、現在は数週間先まで予約で一杯という人気ぶりだ。
その料理は、元「レフェルヴェソンス」の出身の内藤シェフが入った時期から、オープン当初に比べてイノベーティブ要素が強くなった印象だ。
またソムリエの大越基裕氏が経営していることから、ワインや日本酒などのメニューが豊富で、その日の料理に合うおすすめを出してくれるのも魅力だ。
コースとアラカルトどちらにも対応可能だが、今回はコースにアルコールのペアリングをし、堪能してきた。
アミューズは、オープンサンドが2種類。
レバーのパテに赤玉ねぎとミントをあしらったもの、花梨のぬか漬け。
どちらもあまり目にしない食材の組み合わせであるが、口に含むとそれぞれ調和がとれていて美味であった。
続いては、ティーリーフサラダ。
ほうじ茶・温州みかん・ココナッツ・林檎・胡瓜などを盛り付けたものに、トリュフオイルベースのソースをかけていただく。
素材同士のマッチングが素晴らしく、華やかな一品。
続いては、ムール貝の茹で春巻き。
温かいスープには、ムール貝ときのこの出汁がたっぷり入っており、旨み抜群!
また、ドライトマトがいいアクセントとなっていた。
ベトナムを代表する料理、生春巻きにも工夫が凝らされていた。
具材には海老の代わりに、穴子とカボスを使用。
パイナップルとわさびの効いた甘酸っぱいソースを付けていただくと、実にアジアンな味わいだ。
続いて出されたのは、白子のソテーに白色のココナッツソースと茶色のジャスミンソース、キンカンを添えたもの。
その独創性溢れる味わいは新鮮な驚きをもたらしてくれる。
メインは、エゾシカのロースト。
真っ赤な肉の断面とビーツのソースが美しい。
洋梨と紫白菜を発酵させてものを添え、肉をさらに美味しく味わえるよう趣向をこらしている。
〆には鳥ガラスープの優しい味わいが印象に残る、酒粕のフォーが出された。
トッピングのクレソンが味に変化を付けてくれる。
デザートは、とろける美味しさのココナッツミルクプリン。
季節ごとに旬の食材を使用して作る料理は、どれもベトナム料理の域を超えた創意工夫が感じられるものばかり。
特にこの時期の冷えた体を温め、気分をほぐしてくれる、酒粕のフォーは大変気に入った。
筆者にとって、オリジナリティ溢れるベトナム料理を美味しいお酒とともに味わえる「An Di」は、通年定期的に通いたい とっておきのお店だ。
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