TERIYAKI

2025年1月20日

【東京・赤坂】特別なガーリックを味わう一夜──DJと美食の立食パーティ「サムライガーリックナイト」潜入レポート


先日、東京・赤坂の「amorphous」にて開催された「サムライガーリックナイト」は、耳と舌の両方を魅了する特別イベント。音楽と料理が融合した大人の夜を堪能してきました。今回は、福島県浪江町の特産品である「サムライガーリック」をふんだんに使った料理の数々をご紹介します。


1.サムライガーリックを存分に堪能

「サムライガーリック」は、福島県浪江町の復興や地域振興を目的に作られる特別なニンニク。相馬野馬追に関連する馬の堆肥を使用し、コク深い旨味と豊かな香りが特徴です。栄養価も高く、アリシンやビタミンB群などの成分が滋養強壮や疲労回復に一役買ってくれるとか。
この夜は、そんな「サムライガーリック」を使った料理が勢揃い。スタートからガツンとくるガーリックの香りに、食欲がどんどん掻き立てられました。


2.DJが繰り出すビートが盛り上げる特別な夜

会場に足を踏み入れると、まず印象的なのが一流DJによる洗練されたビート。スピーカーから流れる軽快な音楽が心地よく、ガーリックの濃厚な香りと絶妙にマッチ。食欲だけでなく、音楽に合わせて体も自然に動き出すような感覚でした。
友人同士で訪れるのはもちろん、新しい出会いを楽しむにもぴったり。音楽をきっかけに会話が生まれ、同じ料理をシェアしながら盛り上がる光景があちこちで見られました。


3.立食スタイルで自由に楽しむ

イベント当日は立食形式で、料理を取り分けやすいスタイルが採用されていました。気になる料理を少しずつ味わえるのが嬉しいポイント。ガーリックのパンチが効いたメニューを手に、音楽に合わせて気ままに動き回る……そんな自由度の高さも立食パーティの醍醐味です。


ガーリック尽くしの立食メニューを一挙紹介

今回用意された立食メニューは、まさにガーリックの可能性を探るラインナップでした。

「ニンニクドレッシングサラダ」
シャキシャキの野菜とパンチのあるドレッシングが相性抜群。初っ端からガツンと攻めてきます。

「自家製バゲットの黒ニンニクトースト」

焼き上げたバゲットに、黒ニンニクのとろりとした甘みがプラス。ワインと一緒に楽しみたい味わい。

「ニンニクの冷製ポタージュ(じゃがいもベース)」
ひんやりとした口当たりに、ガーリックの香ばしさがしっかり。じゃがいものホクホク感がアクセント。

「地鶏の唐揚げ」
外はカリッ、中はジューシー。香ばしい衣にガーリックの風味が溶け込み、ビールが止まらない一品。

「タコとじゃがいものアヒージョ」
オリーブオイルにたっぷりのガーリックを効かせ、具材に染み込む旨味が絶品。ついついバゲットでオイルをすくってしまう美味しさ。

「鰆の黒ニンニクを使った西京焼き」
ふっくらと焼き上げた鰆に、黒ニンニクの深い甘みと味噌の風味が絶妙にマッチ。

「ガーリックライス & チキンカレー」
ガーリックの香ばしさを閉じ込めたライスと、スパイス感が際立つチキンカレーは鉄板コンビ。食欲をさらに刺激します。

「キャラメルパウンドケーキ 黒ニンニクソース」
デザートにもガーリック!?と思いきや、黒ニンニクの甘酸っぱさがキャラメルパウンドケーキに深みを与えて、新鮮な驚き。

「浪江焼きそば」
こちらは浪江町のご当地グルメ。太めの麺に甘めのソースが絡み、ガーリックの旨味を追加したクセになる味わい。

どのメニューも「サムライガーリック」の風味を生かしつつ、それぞれの食材と上手にマッチさせた逸品ばかりでした。


サムライガーリックとは?

福島県浪江町で栽培される特別なニンニク「サムライガーリック」は、地域の復興を象徴する存在。最大の特徴は、馬の堆肥を活用した独自の栽培方法で、コク深さと栄養価の高さを兼ね備えています。
抗酸化作用が高いとされ、健康面でも注目度が上昇中。また、栽培の始まりは震災後に耕作放棄地となった土地を開墾し、約8000株のニンニクを植えたところから。いまや6次産業化に取り組むなど、地域の復興に向けた力強い活動が続いています。
名前の由来は、浪江町の伝統行事「相馬野馬追」に参加する馬の堆肥を使うことと、サムライの精神や土地の誇りを表現したいという思いから。まさに“サムライ”のごとく力強い風味が魅力のニンニクです。


地域への思いも詰まった味わい

「サムライガーリック」は単なる食材にとどまらず、浪江町の復興と伝統を未来へ繋ぐ架け橋として注目されています。農業体験や観光プログラムを通じ、古民家を活用した地域交流の場も提供。こうした取り組みがますます拡大し、多くの人が浪江町の魅力に触れるきっかけとなっています。


まとめ

今回の「サムライガーリックナイト」は、特別な素材を贅沢に使った料理と、一流DJが奏でるサウンドが見事に融合した贅沢なイベントでした。立食というスタイルも相まって、自由気ままに料理を楽しみ、音楽に身を委ねる時間は格別。地域の復興に想いを馳せながら、新しい味の発見にワクワクする──そんな素敵な夜を過ごせるイベントでした。
次回の開催が待ち遠しくなるほど、サムライガーリックの可能性はまだまだ広がりそう。浪江町の歴史と情熱が詰まったこのガーリック、見かけたらぜひ手に取って、その力強い風味を味わってみてはいかがでしょうか。

 

amorphous (アモルファス)
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