TERIYAKI

2019年4月4日

TERIYAKI美食倶楽部貸切会@『南三』。独特のスパイス&調理法が生み出す唯一無二の中華を味わう!


2018年5月にオープンしたばかりにもかかわらず、一見さんでは、すでに予約するのが困難な店がある。東京・荒木町の『南方中華料理 南三(みなみ)』だ。

一見不思議とも思えるなんとも独特な料理が味わえる店で、料理に使用する食材やスパイスも実にマニアック。それにもかかわらず日本人の舌になじむ絶妙な匙加減で仕上げられるメニューを振る舞うのは、オーナーシェフである水岡孝和氏。
水岡氏は、熱狂的なファンがいることで知られる中国料理店『黒猫夜』の店長や、中国少数民族料理で知られる、白金『蓮香』のサポート役として活躍した人物。
自ら独立してオープンさせた『南三(みなみ)』という店名は、過去に中華圏各地を巡る中で、自らが最も食文化に魅了された湖南・雲南・台南という3つの「南」の味をベースにした創作料理を出すことにちなんでつけられたという。

そんな現在ほぼ新規予約は難しい状況である『南三(みなみ)』。今回は運よくTERIYAKI美食倶楽部の貸切会を開くことができたので、その模様をお伝えしたいと思う。

少し奥まったところにあるビルの2階に上がり店内に足を踏み入れると、様々なスパイスの入り混じった爽やかな香りが出迎えてくれる。席数はテーブルとカウンターを合わせて15席ほど。シックな店内は、落ち着いた大人の隠れ家という雰囲気だ。

まず出されたのは、冷菜。見たことのない料理の数々にワクワクが止まらない。
目にも楽しいプレートは、芽キャベツ鴨塩卵・台湾揚筍カラスミマヨ・よだれナマコ・牡蠣スモーク発酵パイン・菜の花ピータン豆腐・よっぱらいエビで構成されている。
どの小鉢も他では味わえない調理法とスパイスを駆使したものばかり。そのアイデアは脱帽ものだ。どの料理も酒に合うのも特徴だ。

続いては、珍味盛り。
鴨舌・パリパリ大腸・ウィグルソーセージ。『南三』の定番、「中華シャルキュトリ盛り合わせ」である。

見た目にもインパクトがあるが、その味わいもまさに唯一無二のものだ。
製法にこだわり、ひとつひとつ手間暇かけて作っていることに感嘆を禁じ得ない。

お次は季節の野菜料理。彩り豊かで華やかな盛り付け。

三蝦春捲は、ポロ葱と海老卵、エビ、オマールエビ、エビ味噌を使った春巻きで、食材の旨みがこれでもかと凝縮されている。
お酒もさらに進んでいく。

さわやかな香りがたまらない、檸檬蒸鰆。

自家製の塩レモンで旬のサワラを蒸してあり、身がふんわり柔らかく仕上がっている。いくら食べてもレモンの味の爽やかさで食べ飽きることのない一品。

ガツンとインパクトのある、猪頬肉のビール煮。

猪肉は臭みはまったくなく、柔らかく味わい深い肉の旨みが楽しめる。ボリューム満点で食べるほど元気になるような一皿だ。

〆のごはんは、ホタルイカと桜エビの台湾おこわ。

モチっとしたごはんの食感に、魚介の味わい、スパイスの香りが絡んで、奥行きのある味に仕上がっている。お腹いっぱいなのに、さらに一口と口に運びたくなる美味しさだ。

最後はデザート。りんごシャーベット、桃の樹液杏仁。
桃の樹液を使っている料理はおそらくここでしか味わえないのでは!?奇想天外なアイデアだが、味がしっかりまとまっていてなんとも美味しいデザートに仕上がっていた。

いかがだっただろうか?
『南三(みなみ)』の特徴は、その唯一無二の世界観を纏う料理そのものだけでなく、全体のメニューの構成が素晴らしく、コースの流れにストーリー性を感じさせるところだと感じた。
また、水岡氏による各料理の誕生エピソードなどの話も楽しい。水岡氏が中華圏で出会った料理の逸話や、現在のメニューに辿りつくまでの創意工夫といった裏話が聞けるのだ。それらのエピソードを踏まえていただく料理は有難く、さらに美味しさも倍増するから不思議だ。
楽しく美味しく飲み食いして、1万円に届かないリーズナブルさも大きな魅力だろう。

TERIYAKI美食倶楽部では定期的に貸切会を開催中だ。
あなたも入会すれば、予約困難とされる『南三(みなみ)』での食のエンターテイメントを体験することができるかもしれない。
我々と一緒に美味しい料理に舌鼓を打ちにいきませんか?

 

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