TERIYAKI美食倶楽部 オフ会レポート|2026年9月8日
おいしい料理に出会ったとき、その面白さをすぐ隣の人と分かち合える。
気になったことを料理人に尋ね、話を聞いて、もう一度その一皿を味わう。
食べることが好きな仲間と集まる楽しさは、きっとそんな時間にあるのだと思います。
今回は、TERIYAKI美食倶楽部のメンバーと「銀座 有涯」へ。
食材の組み合わせや調理の工夫を楽しみながら、料理の話も、次に訪れたいお店の話も尽きない夜になりました。

短い献立の言葉から、想像を超える一皿へ
この日の献立には、「北海道 雲丹」「新潟 枝豆」「北海道 いくら」と、産地と食材が簡潔に並びます。
雲丹から始まり、魚介、野菜、肉、ご飯、そして甘味へと続く全12品。
どんな料理になって登場するのか、食材名を眺めるだけでも期待が膨らみます。

千葉・九十九里の蛤は磯辺揚げに。

三重の鰆は藁焼きに仕立て、大根、玉ねぎ、しそ、わさびを添えて。
重ねられた鰆を上から崩し、薬味と一緒に味わいます。
ただ食材を並べるのではなく、「何と、どのように食べるか」までが一皿の楽しみになっていました。

枝豆の椀が登場したときには、席から「すごい香り」という声も。
じっくり火を入れた枝豆のすり流しに、枝豆と帆立で作ったしんじょうを合わせたものです。
まずはすり流しを味わい、その後にしんじょうと一緒に。
ひとつの椀の中で、同じ枝豆を違う形で楽しませてくれる仕立てが印象的でした。

いくらの食感、毛蟹とトマト。知っている食材に、新しい発見
面白かったのが、いくらの料理です。
下には蒸した米、海苔の佃煮、喜界島の胡麻。
その上に、火を入れたいくらと生の三つ葉を重ねています。
いくらは、いつものプチプチした食感というよりも、寝かせることでねっとりとした食感と旨味を引き出したもの。
下のご飯と一緒に味わう仕立てです。

食べ慣れた食材にも、まだ知らない楽しみ方がある。
そんな発見こそ、こうした食事会の醍醐味です。
続く麺料理は「毛蟹とトマトのそうめん」。
毛蟹の身と蟹味噌にトマトを合わせ、生のねぎを食感のアクセントにしています。

食卓では、トマトの酸味のよさにも話が及びました。
「トマトってどうやってやるんですか」と尋ねると、ミキサーにかけたトマトをそうめんと和え、蟹の身や味噌を加えるという説明が返ってきます。
味わうだけでなく、作り方を知ることで、その組み合わせがさらに面白くなる時間でした。
料理に詳しいかどうかよりも、目の前の一皿に興味を持つこと。
誰かの質問が、同じ席にいる人の発見にもつながっていく。
こういうやり取りがあると、食事はぐっと豊かになります。
魚も野菜も肉も、香りや食感まで楽しむ
焼き物は、金目鯛の鱗焼き。
中に水分を残すように焼き、ねぎの青い部分と唐辛子で作った「ねぎ胡椒」を添えています。
薬味は、ねぎの青い香りをあえて残したもの。
魚そのものだけでなく、合わせる薬味にも料理の個性が表れています。

肉料理の前には、胡瓜の箸休めが登場。
こちらも胡瓜の青い香りや食感をあえて生かした仕立てで、次の料理へとつないでいきます。
主役になる食材だけでなく、こうした一品にも工夫があるのがうれしいところです。

そして、天草黒牛のヒレ肉の藁焼きへ。
添えられた茄子は、外をサクサク、中をトロトロに揚げたもの。
赤味噌と国産蜂蜜を使い、炭で香ばしさを加えたソースを、肉にも茄子にも合わせていただきます。
肉だけで完結させず、茄子と味噌のソースまで含めて楽しませる一皿でした。

締めのご飯まで、まだ食べたくなる
食事は「鱒と舞茸のご飯」。

さらに白米も用意され、卵かけご飯も楽しめるという、食いしん坊にはうれしい展開です。
卵は白米に合わせても、鱒と舞茸のご飯に合わせてもよいとのこと。
こうなると、どちらで食べようか迷ってしまいます。
醤油とみりんで漬けた卵についても、作り方や漬ける時間を質問。
食卓ではその後も、ご飯や卵のおかわりをお願いする声が続きました。
締めのご飯が、コースの終わりを知らせるだけでなく、もうひとつの楽しみになっているのがいいですね。

甘味にも、その工夫は続きます。
酒粕のアイスクリームに、炊いた白米と甘酒で作ったお米のピューレを重ねた、「お米とお酒」がテーマのデザート。

そして最後は、桃の羊羹。
ご飯を味わった後に、お米を甘味としてもう一度楽しむという流れも、この日のコースらしい面白さでした。

おいしい店が増えるだけでなく、一緒に行きたい仲間がいる
この夜、料理と同じくらい楽しかったのが、食卓で交わされる会話です。
終盤には、大阪で訪ねたいお店の情報交換も。
中華、お好み焼き、寿司と話題が広がり、目の前の食事を楽しみながら、もう次の食事の相談をしている。
なんとも食好きらしい時間でした。
美食倶楽部で大切にしたいのは、おいしいお店を知ることだけではありません。
同じ料理を味わい、その面白さを分かち合い、また一緒に食べに行きたくなること。
ひとりでは気づかなかった食材の使い方に、誰かの質問で気づく。
隣の人が話すお店が、次に行きたい場所になる。
そんなふうに、ひとつの食卓から食の楽しみが広がっていくことに、このコミュニティの魅力があると思っています。
銀座 有涯は、一皿ごとの工夫を味わいながら、食べることの面白さを仲間と共有したくなるお店でした。
ご一緒いただいた皆さん、ありがとうございました。
次のオフ会でも、おいしい発見を一緒に楽しみましょう。
■銀座 有涯
050-3138-5797
東京都中央区銀座1-4-6 紅雀ビル B1F
TERIYAKIで「銀座 有涯」の店舗情報を見る
※料理は2026年9月8日の訪問時の内容です。
次のおいしい発見を、美食倶楽部で。
TERIYAKI美食倶楽部では、食べることが好きな仲間と、食事会や食の情報交換を楽しめます。次は、あなたも一緒に食卓を囲みませんか。
グルメアプリ「TERIYAKI(テリヤキ)」やオンラインサロン「TERIYAKI美食倶楽部」、グルメECサイト「TERIYOSE」などの運用を行っています。
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