こんにちは。TERIYAKI美食倶楽部を運営しているテリヤキ編集部です。

TERIYAKI美食倶楽部では、月に20回ほど東京・大阪を中心に全国様々な場所でレストランへのオフ会を開催したり、グルメ/生産者ツアー、海外グルメツアーなどなどを開催しております。

今回は7月某日に開催されたイベントの概要となります。ぜひご興味をいただけましたら、TERIYAKI美食倶楽部へご入会いただけますと幸いです。

 

【八丁畷に隠れた川崎でニューウェーブを起こしている本格韓国系焼肉『焼肉 ホルモン Beef Boss』】

神奈川県、川崎駅から隣の駅にある”八丁畷(ハッチョウナワテ)”のスナック通りに輝く焼肉店があるのをご存知でしょうか。その名も【焼肉 ホルモン Beef Boss】。こちらのお店では、韓国出身の郭テヨン氏が1人で切り盛りしている。焼肉店を1人で切り盛りしているとなると、カウンター席のみなのかと思うが、なんとカウンターは3席だけで、他に6名座敷と、4名座敷があるという。

これだけの人数を1人で、かつ食べに来ているお客様へストレスなく提供できるのは、本人の手際の良さから来るものだろう。そんな郭テヨン氏は、もともと道玄坂の人気店「韓の台所」にて料理長を務めていたほどの実力者。

過去には自身のプロデュースキムチなどを販売するほどであり、その活動の幅の広さに驚かされる。

19時10分から【焼肉 ホルモン Beef Boss】でのオフ会がスタート。ディープな外の雰囲気とは裏腹に、なんとも明るい雰囲気の店内は、非常に居心地の良さを感じられる。座敷で本日は頂戴したが、キッチンが近いため、郭テヨン氏は、厨房から外に出ることなく、料理を提供いただける。

最初に元気な挨拶から始まり、本日提供いただけるお肉の数々をご案内いただいた。一般的な焼肉店だと、タンなどから始まることが多いが、精肉からスタートする。様々な部位があるが、あえてマイナーなところや、部位と部位の間など他ではなかなか食べられないようなお肉をご提供いただく。

目の前にはロースターがあるが、あくまでそれを焼き上げるのは、郭テヨン氏。厨房から腕を伸ばして、焼肉を目の前で焼き上げる。低温でじっくり焼き上げることで、肉のコントロールをしているのだとか。ある程度焼き上がったタイミングで、今度は厨房に戻し、炭火で香り付け。低温で焼き上げることで、中まで均等に火が入りやすく、炭火と合わせることで香りと肉の旨みがふんだんに味わうことができる。

味付けは肉本来の味を堪能いただくべく、化学調味料は一切使用していないとのこと。塩だけで調整をしており、口の中で旨みがふんだんに感じられる。あえてミスジなどは筋を残すことで、噛む回数が必然的に出てきて、旨みが口いっぱいに広がる。またゆっくりしっかり噛むことで、満腹感もより感じられやすいのかもしれない。

同店の名物は、郭テヨン氏と思われがちであるが、実は【レバー】が最大の特徴。味付けは全部で9種類もあり、メンバーや日によって、様々な味付けを楽しめるだろう。もちろん火入れもしっかりやっていただき、飴のような串で堪能できる。もちろんぺろぺろするわけではないが、パックっと一口で食べると、幸せな味わいが口いっぱいに広がっていく。

そして、その後登場するのが、待ちに待ったキムチの盛り合わせ。ナムルなどもあるが、これだけの種類のキムチには心躍らない訳がない。山芋やきゅうり、また味付けもそれぞれバラバラであり、魚介のエキスをたっぷりと漬け込んだものがある。この日は浅漬けのものが多かったため、味わい的には比較的マイルドなものである。

これが1週間も経つとかなり酸味が強くなり、爽やかな味わいがより強くなるんだとか。ついつい、美味しすぎてペロリと完食したが、どうしてもまだ食べたいと思い、カクテキを追加依頼させていただく。

と思うと、まさかのじゃんけんタイム。勝てば無料で追加。負ければ、3倍！？と言われたが、無事勝利し、カクテキを追加で手に入れた。

そして、本場の味わいがたっぷりと詰め込まれたカンジャンセウも登場。大きめの天使のエビが丸っと付け込まれており、味付けはかなり濃厚。これはお酒も進むものであり、酒飲みからすれば、アテには最高の一品と言えるだろう。

もちろんハラミやサガリ、タンと言った定番のお肉もしっかりとご提供いただきました。普段よりも香ばしい香りがついている分、食欲がよりそそられ、ただ炭火の香りの主張が強すぎないのが良いポイントの一つと言えるでしょう。

そして、お肉最後に提供いただいたのが、こちらの炙りユッケ。これは美味しすぎる。ただ、ボリュームが半端ない笑少なめから、大盛りまで注文できるが、こちらは大盛りの内容。目の前で炙ったユッケを堪能できるが、濃厚な味付けで最高である。そして、締めに牛のスープは、優しい味わいであり、牛の脂の甘みがたっぷりあるので、非常に味わい深い。

最後は自家製のアイスを堪能させていただき、このアイスがなかなか美味しい。郭テヨン氏自身、一番力入れているらしく、味わいはかなり濃厚。少しねっとりとした口当たりがどうにも病みつきになる。それに、コーヒーを合わせることで、苦味もほのかに香り、なかなかに印象の変わる一品でした。

いかがでしょうか。TERIYAKI美食倶楽部では、このようなイベントを毎月20回ほど開催しております。

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