こんにちは。TERIYAKI美食倶楽部を運営しているテリヤキ編集部です。
TERIYAKI美食倶楽部では、月に20回ほど東京・大阪を中心に全国様々な場所でレストランへのオフ会を開催したり、グルメ/生産者ツアー、海外グルメツアーなどなどを開催しております。
今回は10月某日に開催されたイベントの概要となります。ぜひご興味をいただけましたら、TERIYAKI美食倶楽部へご入会いただけますと幸いです。
TERIYAKI美食倶楽部の入会ページ▷https://lounge.dmm.com/detail/692/
東京・神泉にお店を構える【すし菊地】という隠れ家のような鮨店をご存知でしょうか。
数々の芸能人や起業家が足繁く通い、丁寧な下処理と温かさのある人柄で多くの方を虜にしたのが、大将 菊地浩氏。
渋谷の賑やかな街を通り抜け、気がつくと車だけが行き交う大通りに出る。
そこに白地の看板が光り、「すし菊地」という文字が立派に記載されています。
暖簾を潜り、ご挨拶をさせていただくと、女将と大将、スタッフの方々がお出迎えしてくれました。
こちらのお店では、カウンター最大11席、座敷が別で1組ほどの数用意されている。
19時の予約に合わせて、ドリンクのオーダーを進めさせていただく。
日本酒から焼酎、ウィスキーなど、他ソフトドリンクがあるが、今回ハイボールから乾杯をさせていただきました。
一品目、海蘊(もずく)
食事の始めは胃を鳴らすために、もずく酢で。程よい酸味に抵抗感はなく、スルッと食べられる一品でした。これからいただく、料理の滑り出しとしてありがたい味わいです。
二品目、ズワイガニ
北海道のズワイガニ。生のものはそのままスルッと口の中で溶けていくほど。柔らかさと蟹の旨みが素晴らしいです。また蟹味噌は、濃厚かつクリーミーなものであり、これはお酒が進みますね。
三品目、玉子
このタイミングでの玉子。まずはそのまま、玉子の味を楽しみ、もう一つは、蟹味噌を付けて食べます。何度も美味しいさを堪能できるのは嬉しいです。
四品目、カワハギ
大分県産のカワハギを使用。あっさりとした味わいで、それを肝醤油と合わせながら堪能できます。繊細なカワハギに、肝醤油を合わせることで、味わいも風味も素晴らしいです。
五品目、肝醤油寿司
先ほどの肝醤油の余ったところにシャリを投入します。シャリとあえて、その旨みが握りとして楽しめるのも嬉しいものです。
六品目、3種の盛り合わせ
山牛蒡をたまり醤油につけたトロと、オホーツクの島海老、墨イカのゲソです。温暖化の上昇で、海温が上がり、むしろ今の時期だとオホーツクの海老が良いのだとか。確かに、味わいが素晴らしく、身にしっかりと味わいが乗っています。
また墨イカも歯応えがしっかりとあり、美味しいです。
七品目、トロさわら
答志島のトロ鰆を使用。伊勢湾の奇跡とも言われており、基準も明確に区切られています。
一本釣りでなければいなく、大銘柄の2.1kg以上4.0以下でなければなりません。
その他にも脂肪含量や魚の体の状態もシビアにチェックされています。
たたきでいただき、表面の香ばしさが非常に食欲を掻き立てるものです。
脂も旨みを含んでおり、これはなかなかに美味しい一品です。
八品目、刺身
アイルランドのマグロの刺身。こちらも使う理由は、海温の上昇が原因で、向こうの方が良い質のものが手に入るとか。
100kgのマグロを中トロで。手前の芽ねぎで巻いたものは、3日間寝かせた鮃。そして、右側がネギ生姜の入った鯵です。どれもしっかりと美味しい。
九品目、椎茸・蛸
しいたけも小ぶりながら美味しいです。蛸は頭と足があり、添えられているのは大根。個人的に最も好きな食材が蛸であるため、嬉しい一品。旨みがしっかりと感じられる。
十品目、帆立
生の帆立を用意いただく。今では豊洲でも天然の生の帆立は手に入らないようだが、こちらではご提供いただきました。これがなかなかに絶品です。海苔の風味を感じられる巻き物もどちらも美味しい。
十一品目、あん肝・シャリ揚げ
アンコウから取ったあん肝を蒸すのではなく、甘辛く煮詰めたもの。それに合わせるのが、どうしても余ってしまうシャリを3日かけて、乾燥させ、さっとあげたお煎餅のような一品。サクサクとした食感が嬉しいです。
十二品目、山芋・べったら漬け
東京を代表する名産品であるべったら漬けを用います。瑞々しさと食感も良いです。
十三品目、メヒカリ・白子
茨城県のメヒカリを用いたもの。実際に天日干しして、自ら作っているとか。
また白子もしっかりと濃厚さがあり、美味しいです。
十四品目、墨イカ
ここから握りが始まる。
鹿児島の墨イカであり、身のしっかりとした食感が素晴らしく美味しいです。この歯応えには驚くことでしょう。
十五品目、マグロ 漬け
アイルランド産のマグロを漬けたもの。漬け具合も良く、マグロの旨みもしっかりと感じられる握り。
十六品目、赤貝
三重県産。身を叩くことで引き締まり、より良い食感になるとのこと。歯応えも味わいも美味しいです。
十七品目、小肌
千葉・富津の小肌。千葉の南部に位置するエリアで取れたもの。
十八品目、白海老
茹でても色が変わらないから白海老である。ふんだんに食材を用いて、海老の旨みも凄く良い。これはかなり好き。
十九品目、鰤
北海道・日高の船上で締めたもの。
二十品目、縞鯵
東京・八丈島の縞鯵。
二十一品目、イクラ
シャリと同じ量という贅沢な分量入っているイクラ。粒も大きく、食感も良い。シンプルにイクラの美味しさを味わうことができます。
二十二品目、バフンウニ
北海道・函館のもの。こちらも温暖化の影響で、海水の温度がかなり上がり、季節が終わってもまだ良いものが取れてしまうとのこと。味もしっかりと美味しいです。
二十三品目、お椀
二十四品目、トロ
二十五品目、穴子
タレも程よい量で、穴子自体の身の旨みをしっかりと堪能することができる。
二十六品目、甘味
氷と合わせて、ピシッと締まる美味しい味わい。甘酸っぱさがあります。
二十七品目、梅昆布茶
シンプルにホッとする味わいで落ち着くものです。つい長いしたくなってしまいます。
全体を通して30品ほど提供いただいたが、シャリの大きさも程よかったため、腹8分目ぐらいで堪能することができました。かなり満足度の高い料理の数々で、一品料理のクオリティも高く、それぞれのこだわりをじっくり聞けるのがまた嬉しいものである。握りも小ぶりであり、調整もできるため、臆することなく、たくさん食べられるだろう。
渋谷でひっそりと美味しい寿司を食べたくなったら、ぜひ訪れていただきたいものです。
TERIYAKI美食倶楽部では、他にも素敵なお店でオフ会を開催しております。
ぜひこの機会に一度、本サロンへ訪れてみてはいかがでしょうか。
皆様のご入会を心よりお待ちしております。
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