TERIYAKI美食倶楽部が今回、札幌・すすきのの喧騒の中に隠れた逸材として注目したのが、ジンギスカン専門店「羊屋 どん」だ。食通ならば嗅覚を頼りに辿り着きたい、まさにそんな言葉がふさわしい一軒が、雑居ビルの3階にひっそりとその実力を潜ませている。地下鉄南北線すすきの駅3番出口から徒歩わずか2分という利便性も、多忙な美食家にとっては見逃せない。
扉を開けると、18席ほどの空間が広がる。こぢんまりとした温かみのある店内は、訪れる者を優しく迎え入れる。主役となるのは、目の前でパチパチと音を立てる七輪の炭火。選び抜かれた極上の生ラムが、最高の状態で焼き上げられるのだ。
提供されるラム肩ロースは、まずその厚みに目を奪われるだろう。しかし、その心配は一口で喜びに変わる。熟練の目で選ばれ、丁寧に扱われたラム肉は、炭火の力で驚くほど柔らかく、ジューシーに仕上がる。噛みしめるたびに、上質な羊肉本来の濃厚な旨味と甘みが口の中一杯に広がり、思わず頬が緩む。塩ラム、ラムチョップ、そして希少な丸ラムと、部位ごとの個性を存分に楽しめるのも、肉への深い造詣を持つこの店ならではの魅力だ。
味付けは、羊肉のポテンシャルを最大限に引き出すべく研ぎ澄まされている。フルーティーな甘さがラムの風味を引き立てる自家製ダレ、そして肉の質の高さをダイレクトに感じられるシンプルな塩胡椒。どちらを選んでも、これまでジンギスカンに抱いていたイメージを心地よく裏切られることだろう。
これほどのクオリティを誇りながら、一人前1,200円前後からという価格帯は驚きに値する。美酒を片手に至福の時間を過ごしても、予算は4千円台後半というから、コストパフォーマンスの高さは疑いようがない。
気さくで温かい人柄の店主が醸し出す心地よい雰囲気も、この店の評価を確固たるものにしている。煙が少なく清潔感が保たれた店内は、カウンター席で一人じっくりとラムと向き合うもよし、テーブル席で仲間と美酒佳肴に酔いしれるもよし。換気への配慮も行き届いており、食後の衣服の匂いを気にせず、心ゆくまで堪能できるのは嬉しい限りだ。
「羊屋 どん」は、ただ空腹を満たすだけでなく、食の喜びと発見を与えてくれる稀有な存在。TERIYAKI美食倶楽部として、ジンギスカンの概念を新たな高みへと誘うこの隠れた名店を、自信をもって推奨したい。札幌を訪れる美食家たちのリストに、必ずや加えるべき一軒である。
羊屋どん
0115520238
北海道札幌市中央区南五条西3-8 Nグランデビル 3F
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