TERIYAKI

2025年5月25日

朝9時、西麻布。炭火とコメで目覚める――WAGYUMAFIAが仕掛けた“バルセロナ・タパス”60分の誘惑


2025年5月24日(土)の朝、西麻布にある「WAGYUMAFIA THE BUTCHER’S KITCHEN」で開催された“WAGYUMAFIA流”の朝食会。その名も、WAGYUMAFIA〈BREAKFAST AT HAMADAʼS〉「EDICIÓN MAYO 2025 – Estilo Tapas」に参加してきました。

今回のテーマは、「バルセロナの朝、アルベルト・アドリアとタパスのハシゴをした思い出を再現する」というもの。会場に一歩足を踏み入れた瞬間、スタッフの「¡Buenos días, vamos!(ブエノス・ディアス、バモス!)」「行ってらっしゃい!」という陽気な声が響き渡り、まるでスペインの立ち飲みバルに飛び込んだかのような空気感に包まれます。

熱気あふれる朝の“スペインバル”体験

扉を開けるとカウンター席で1時間ごとに3回転が行われる仕組み。ゲスト同士の距離が近いこともあり、初対面でも自然に会話が弾みます。配膳のたびにみんなで声を揃えて「行ってらっしゃい!」とコールし、料理を送り出す演出も。朝から声を出すことで頭も胃袋も一気に目覚めるようで、あっという間に活気あふれる場が完成していました。

炭火オーブン(ジョスパー)もテンションを上げてくれます。炭のはじける音や魚が焼ける香りも相まって、朝から五感すべてを総動員して楽しむ“エンターテインメント朝食”といったところです。

今回のメニューは、スペインのタパス×日本の食材の融合がテーマ。田舎パンにトマトとニンニクを擦り込んだ「Pan con Tomate」からスタートし、青オリーブの柑橘ハーブマリネ「Aceitunas Verdes Marinadas」や、小田原産ブロッコリーニ&釜揚げグリーンピースを昆布出汁で蒸したシンプルな一皿など、朝にピッタリの軽快な小皿が続きます。

さらに、いわしの和風ビネガーマリネ「Escabeche de Sardinas」や十勝しいたけのアヒージョ「Champiñones al Ajillo」、佐島ダコのガリシア風「Pulpo a la Gallega」など、スペインの定番タパスが和の食材や調味料によって新しい表情を見せるのが面白い。

和牛ハチノスを味噌と山椒で仕上げた「Callos a la Madrileña」は、白米との相性が抜群。お替わり用のご飯が用意されていて、“腹パン”必至の幸せな一皿でした。

魚料理の「Dorada a la Plancha」(宮城産マダイの炭火プランチャ)は、皮はパリッと、中身はほんのりミキュイに仕上げた贅沢な火入れ。

後半は、南部鉄器で炊き上げたコシヒカリのお米「Arroz de Aizu」に続き、大粒の米“初霜”を炊き立ての状態で「Arroz Hatsushimo」をいただきました。

締めの「Café Negro(スペイン式のカフェ・ソロ)」でクッと苦味を感じた瞬間、「もう昼ごはんはいらないかも…」と思えるほど満たされていました。

スペイン×日本の産地リスト 食材の仕入先が明示されていて、「佐島のタコ」や「会津の米」「十勝のしいたけ」など、すべての生産者の存在がしっかりと感じられます。ゲスト同士が「この農家さん知ってる?」と会話を始めるきっかけになり、自然とコミュニティが広がるのが面白い仕組みでした。 “行ってらっしゃい”が生む一体感 の掛け声とともに皿がカウンター越しに出されるたびに、その場のボルテージがどんどん上がっていくのが印象的。

普段の朝食ではなかなか味わえない、活気にあふれた雰囲気がクセになりそうです。

WAGYUMAFIA流“朝食”の再定義。朝からかなりパンチのあるメニューにもかかわらず、小皿スタイルのため不思議と胃もたれしません。気づけば「もう昼はいいよね」と思えるほどの満足感なのに、朝からパワーチャージできる絶妙なバランスが見事でした。

WAGYUMAFIAといえば「和牛×◯◯」という斬新な切り口で有名ですが、今回はあえて“スペイン×日本”というテーマで勝負。タパスという“小皿文化”をベースに、そこへ日本人に欠かせない“コメ文化”を掛け合わせることで、両国の食を貪欲に楽しめる充実の60分となっていました。

次回はまた違ったテーマで開催されるそうなので、“いってらっしゃい!コール”で1日をスタートしたい朝活派や、旅気分を味わいたい方には見逃せないイベントです。

気になる方は、予約情報があっという間に埋まるため、WAGYUMAFIAのSNSや公式LINEをチェックしておくのがおすすめ。数分で完売する場合も多いので、こまめに情報を追いかけてみてください。

満員必至の人気ぶりですが、そのぶん体験できたときの充実感は格別。“バルセロナの朝”を再現する活気と、“日本の朝”のホッとするお米文化を同時に楽しめる、至福の朝食でした。

テリヤキ編集部

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